スクリーンショットで見る、Opera 9.5で最初にやる設定

はじめに

Opera 9.2xから9.50に移行するのなら、前に使っていた環境を消さずに上書きインストールでも問題は起きないと思う

問題あるみたい。

たた、僕の場合は9.50をベータ時から使っていたこともあり、正式版はクリーンインストールと決めていたので、前の設定を全部避難させてから新しくインストールした。ベータ版のときからOpera Linkを使っていたので、ブックマークなどがラクに元に戻るのが嬉しい。

Operaクリーンインストールするときにも参照できるように、インストール後の設定をashizukaさんに倣って書いておく。以下は自分が設定するときの順番通り。簡単かつ汎用的な設定から順に書いてあるので、時間がないときやOpera@USBで「半自分仕様」な環境を作り上げるときなどは上の方からやっていけばいい。

直、メニューの名前などは全部英語版で統一してある。

ブックマーク
  • Bookmark Managerから最初から入っているBookmarkを消去。
    • Opera Linkで不要なのまで同期されては困るので。


  • そのままBookmark managerで、View→Sort by my orderにする。


  • File→Synchronize Operaから、Opera Linkを有効にする。
    • FirefoxでFoxmarksを使っていた頃のように、これだけでブックマークが元に戻ってくれるのはかなり嬉しい。ブラウザのブックマークはほとんど使わなくなったけど、また本格的に使ってみてもいいと思えてきた。



Speed Dial

Opera LinkだけでSpeed Dialまで同期される。すばらいしい。

  • Speed Dial検索欄で右クリックし、Manage Search Engineを選び、Speed Dialの検索エンジンとなっているAskを編集、Use as Speed Dial search engineのチェックをはずす。
    • これでSpeed Dialに検索欄が表示されなくなる。


その画面のまま検索エンジンまで編集してしまう。

検索エンジン
  • 使わない検索エンジンはすべて削除。既存のもののキーワードもこのとき変えてしまう。


次からこれらはSearch Enginesというフォルダに一括してブックマークに入れておくことにしよう。さらに、それらに検索エンジンとしてのキーワードと同じニックネームをつけておけば忘れない。これはブックマークの中で検索エンジンを管理するFirefoxにはできない芸当。

このへんも検索用URLだけをブックマークにしておいてもいいけど、そのまま開いても意味のないURLをブックマークするのもどうだかなぁ。Notes(メモ)で同期するか。

設定画面からする設定


Preferences→Web Pages
  • Normal FontをTimesからArialに変える。

Mac版はこれだけで日本語が見やすくなる。Linux版もこれぐらい簡単なら・・・

詳細設定でもうひとつ変更する点がありました。下に追記。

次に詳細設定へ。

Preferences→Advanced→Tabs
  • タブサイクルの順序をCycle in tab bar orderに変える。
  • Reuse current tabのチェックをはずす。
  • Open new tab next to activeにチェックをつける。
  • Show thumbnails when hovering tabsのチェックをはずす。


Preferences→Advanced→Browsing
  • Show tooltipsのチェックをはずす。

Redraw after 1 secondというところをRedraw instantlyにしていたけど、あまり速くなっている気がしなかったのでやめようと考え中。

Preferences→Advanced→Content
  • Enable animated imagesのチェックをはずす。(目がチカチカする広告は嫌いです)


  • JavaScript OptionsでAllow changing of status fieldのチェックをはずす。
  • 同じくAllow script to hide address barのチェックをはずす。


Preferences→Advanced→Fonts
  • Minimum font sizeを適当に大きくする。

  • Text field single-lineとText field multi-lineをArialにする。これもしないと入力欄で明朝体になってしまうみたいだ。ArialにするかHelveticaにするかは好みで。


Preferences→Advanced→History
  • Addressesを50000件にする。
    • せっかくQuick Findがついたのだから。

Operaの起動・終了が遅くなってきたらまた戻してみよう。

Preferences→Advanced→Network
  • Encode international Web addresses with UTF-8のチェックをはずす。
    • これはあとでまたチェックをつけるのだが、この段階ではチェックをはずす。理由は後述。以下の設定をすぐやってしまうならチェックしたままでいい。


Preferences→Advanced→Shortcuts
  • Enable single-key shortcutsのチェックをつける。


これまででやっとなんとか使えるようになる。


次にやる設定

外観をキレイに。


  • 同様に、次々と消していく。
    • アドレスバーでは、Rewindボタン、Homeボタン、Wandボタン、検索欄を消す。
    • 下のステータスバーでは、Fit to widthボタン、Load imagesボタン、Zoomボタンを消し、ステータスフィールドも消してしまう。
  • 同じくステータスバーをどこでもいいので右クリックし、Customizeを選び、Buttons→Statusから、Opera LinkのロゴのついていないStatus fieldとDocumentというやつをステータスバーに引っ張ってくる(drag & drop)。


  • このままToolbarsタブへ行き、Progress BarをOffにする。

新しくできた、パネルを開閉するボタンは消そうか残そうか考え中。どうせ後でタブバー非表示にするから見えなくなるのだが。

マウス設定(Preferences→Advanced→Shortcuts)


  • Mouse setupのOpera Standardをダブルクリックし、Applicationの中でGestureLeftをSwitch to previous pageに、GestureRightをSwitch to next pageに変える。
    • 進む戻るはFlipForward、FlipBackでやる。これ以外はデフォルトのものを使う。

Macトラックパッドにはボタンが一つしかないのでマウスジェスチャーは普段使わない。Ctrl+Clickで右クリックになる?・・・メンドイヨ。

外付けマウスを使うことはごく稀なのだが、使うときはマウスジェスチャーがないと話にならない。

隠し設定(opera:config)


この設定はやらないほうがいい

  • User JavaScriptのチェックをつける。
  • User JavaScript Fileに/Users/ユーザー名/Library/Preferences/Opera Preferences/Script/と書く。(Mac用のプロファイルフォルダがあるところ)


  • Saveをクリックする。
    • これをしないとせっかくの設定が反映されない。
    • Operaを再起動する必要があるかもしれないと言われるが、僕の経験ではほとんどの場合再起動は必要ない。上記の変更でも再起動は必要ない。
User JavaScript

もうこれ無しじゃブラウジングできない。これに出会ってOpera 9.5で新設されたopera:historysearchは使わないことにした。ただし、Google Web Historyに反映されないページもあるので、そういう場合はopera:historysearchを使うことにする。

FastForwardを便利にする

マニア用設定

ここから先は完全オレ仕様です。真似するのは危険かもしれません。

キーボード
  • 設定ファイルをプロファイルフォルダのKeyboardフォルダに入れてOperaを再起動、その後Preferences→Advanced→Shortcutsから自分用設定を選択。

自称キーボード派としては、これに関しては一言も二言も言いたいのだけど、それはまた別の機会にゆっくり書くことにする。

どれだけ変態的キーボードショートカットにしているかを知りたい人は今はもう古くなって使っていないが、Opera自己流ショートカット - by edvakf in hatenaを見るといいかも。普通のブラウジングなら右手のみで事足る。

ここで再度外観を調整
  • Preference→Advanced→Tab→Additional tab optionsの中にあるShow close button on each tabのチェックをはずす。
    • キーボードショートカットがあればマウスは使わないので、タブにはこんなボタンは要らない。


日本語URLもそのまま日本語で表示にする
  • 再びPreferences→Advanced→Networkにて、Encode international Web addresses with UTF-8のチェックをつける。

アドレス欄からのQuick Findにで、WikipediaなどのURLに日本語を含むサイトもヒットしてくれるのだが、ヒットしたURLはエンコードされたものなのである。

これをそのまま選択してもエンコードされた部分は????になってしまってページに飛べない。この設定を有効にすることで回避できる。

エンコードされたURLをコピーしてブログなどに貼付ける場合、日本語URLのままだとほとんどのウェブサイトで自動でリンクアンカーを付けてくれない。なのでURLをコピーするときはJavaScriptを使ってエンコードしてからコピーする。

これを有効にするときはキーボードショートカットで変則コピーが容易にできたほうがいい。上でこれを無効にしたのはそのため。

自作ボタンの引き継ぎ
  • タブバーを表示するボタンを置く。以下をアドレス欄にコピペして、出てきたリンクをアドレスバーに引っ張ってくるか、クリックしてダイアログでOKを選択。
data:text/html;charset=utf-8,<a href='opera:/button/Set alignment, "pagebar", 2, "Tabs", "Add to bookmarks" | Set alignment, "pagebar"'>Tab bar</a>


クリーンインストール時に引き継ぎたいボタンは、「data:ほにゃらら」としてブックマークに登録しておくといい。Opera Linkのみで出来るだけ引き継ぐのが一番いいのだ。

タブバーとステータスバーを非表示にする
  • Appearance→ToolbarsからStatus BarとTab Barのチェックをはずす。
    • 表示・非表示切り替えはキーボードでやる。

上のほうでツールチップをオフにしたのは、ステータスバーに表示させればいいから。しかもそのステータスバーは、必要なときだけショートカットで表示にすればいい。

同じ理由でプログレスバーもステータスバー内にある。

タブなしブラウジングについては、以下のリンクからいろいろ読んでみてください。

User JavaScriptとUser CSS

広告を消したりするものは別においおい入れて行けばいいと思うけど、使用感に関わるものはちゃんと整備しておきたい。

まとめ

自分カスタマイズのキーボードショートカットは手への馴染み方がヤバい。この一点だけOperaを使っている十分な理由になる。逆に、キーボードカスタマイズ設定をする前だったらOperaじゃなくて他のブラウザでもいいと思っている。

次にやるときはOpera Linkを使ってもっと簡単にやろうと思う。ブックマークが同期できるのだから、プロファイルフォルダをzipでまとめてどこかのウェブ上に置き、そこをブックマークしておけばいいのだが、それだと常に最新版というわけにはいかないな。うーむ・・・


iniファイルをNotes(メモ)にしておいて、同期したらそれをコピーでいいかもしれない。どうせメモは使わなくなってきたし、増えすぎることもないだろう。