MMD on WebGL 番外編・本当は恐ろしい Lat 式

MMD on WebGLGitHub では MMDGL.js というプロジェクトだったんですが、nyamadan さんの mmdgl-coffee っていうプロジェクトが既にあったことに気づいたので、名前を変えました。

幸い MMDGL.js という名前は宣伝して来なかったので、この際 MMD.js という直球な名前にしました。まあプロジェクト名は全面に押し出すつもりもないし、これまでどおり MMD on WebGL という呼び方をすると思うので。

本当にあざとい Lat 式

衝撃の初音ミク3Dモデル

衝撃というよりは笑撃と変な当て字を使ってしまいたいぐらい、衝撃を受けてなんか笑っちゃいます。

こんな3Dモデル見たことなかったよ・・・。

衝撃の初音ミク3Dモデル: GA-j blog

Lat 式は特殊だ、とよく言われますが、どう特殊なのか。

それは法線マップ*1を標準モデルと比べてみれば一発でわかります。

鳥山明↓を思い出してしまいました。

口と目の周りは浮いてるわ、眉は後ろ向いてるわ、鼻や頬や前髪は一枚板だわ、影だと思ったら実は影色の透明フィルムだったりするわ、まじ酷いです。こんなすごいのよく作ろうと思いましたね。感服します。ほんと Lat さんはあざといです。

こういうことなので、Lat 式は Blender など他の 3D ソフトで使えないらしいです。MMD on WebGL を作り始めたきっかけは、MMD のシェーダーを理解して公開することで、他の 3D ソフトにもシェーダーを移植できればいいなと思ったからでした。(自分でやるかどうかは別として)

*1:法線マップというのは、法線(表面がどの方向を向いているか)ベクトルの xyz をそれぞれ色 rgb に置き換えたものです。x が1なら右を向いてて(色だと r が1)、x が-1なら左を向いている(色だと r が0)ことになります。