インストールと日本語入力
Xubuntu7.04(英語版)にOperaをインストールした。
Gmail(などのAjaxを多用するサイト)ではFirefoxだとページ上の一部を読み込むだけなのに全部を再描写するので目がチカチカしてかなわん。Operaだと更新しない部分はそのまま残してくれるのでいい。
Linux用OperaにはShared版とStatic版というのがあって(OperaのダウンロードサイトにはShared版しか置いてないけどどちらも置いてあるらしいです)、Static版にはQtのライブラリが組み込まれている。XfceはGTKライブラリを使うのでQtを別にインストールするShared版よりStatic版を先に試したのだけど、アンチエイリアスのきいていないメニューなどはどうしても僕には馴染めなかったのでShared版にすることにした。
LinuxでのOperaは日本語入力に問題がある。SuSEを使っていたときもkinputがどうしても開かなくて泣く泣く諦めた。Ubuntuでも同様の問題があるが、いろんな方が日本語入力に挑戦してブログに書いているのでそれを参考にやってみることに。
OperaとQtのバージョンの相性が良いと始めから日本語入力できるらしい。逆に相性が悪いとScim-bridgeをインストールしたりQtの古いバージョンをインストールしないといけないらしい。(参照:http://d.hatena.ne.jp/bend_tail/20061112/1163323845)僕の場合はそういうことはなく、Scim-qitmmだけで済んだ。
ダウンロードしたOperaは opera_9.20-20070409.6-shared-qt_en_i386.deb
libqt3-mtのバージョンは 3:3.3.8really3.3.7-0ubuntu5
scim-qtimmのバージョンは 0.9.4-0ubuntu5
まずlibqt3-mtがインストールしてあるか確認の意味を込めて下のコマンドを叩く。
$ sudo apt-get install libqt3-mt
なぜか既に入ってた。Qtを使うプログラムなんか入れた覚えないのに。
opera_9.20-20070409.6-shared-qt_en_i386.debをダウンロードしてデスクトップなどに保存、インストール。
$ sudo dpkg -i opera_9.20-20070409.6-shared-qt_en_i386.deb
案の定そのままではSCIMが開かず。ターミナルからOperaを開いたときのメッセージではSCIMのエラーは出てないみたいだけど・・・?
$ Opera & ERROR: ld.so: object 'libjvm.so' from LD_PRELOAD cannot be preloaded: ignored. ERROR: ld.so: object 'libawt.so' from LD_PRELOAD cannot be preloaded: ignored. X Error: BadDevice, invalid or uninitialized input device 154 Major opcode: 143 Minor opcode: 3 Resource id: 0x0 Failed to open device X Error: BadDevice, invalid or uninitialized input device 154 Major opcode: 143 Minor opcode: 3 Resource id: 0x0 Failed to open device
ちなみに上ふたつはJava系のエラーらしい。Javaは今のところ必要ないので入れてないからだと思う。無視。下2つはUSB系らしい。マウスに何か問題でもあるのかな?
しょうがないのでscim-qtimmをインストール
$ sudo apt-get install scim-qtimm
これだけで日本語入力ができるようになった。SuSEのときと比べるとかなり簡単だった。