最新版の利用率

7月2日付けの2つのニュース。

• 「6億3700万人のブラウザユーザーが危険にさらされている」--研究者グループが警告:ニュース - CNET Japan

データ収集は2008年6月中旬に実施された。対象となったユーザーの内訳は、IEユーザーが78％、「Firefox」ユーザーが16％、「Safari」ユーザーが3％、「Opera」ユーザーが0.8％だった。また、各ブラウザのユーザーのうち最新版の利用者の割合は、IEが52％、Firefoxが92％、Safariが70％、Operaユーザーが90％だった。

• マルウェア感染の危険度大：Googleユーザーの半数近くがWebブラウザの脆弱性を放置 - ITmedia エンタープライズ

Webブラウザ別で見ると、最新バージョンを使っているユーザーの割合はFirefoxが最多で83.3％。以下Safariが65.3％、Operaが56.1％となり、シェア最多のInternet Explorer（IE）は47.6％にとどまった。

どちらが実数に近いんだろう？特にOpera（笑）

単純に母数が少なすぎるというのは分かるんですが。

コメントいただきました。

• 原文では"Latest major version"と"Most secure version"をほとんど区別せず使っているが、たまに区別している。
  • "In this section, the most secure browser designates the latest official public release of a vendor’s Web browser at a given date. Beta versions are not considered an official public release."
  • "Table 2 shows the usage share of the latest major browser version within each type of Web browser (e.g. the share of IE7 within the IE population)."

つまり、6月の最初の週の時点でOperaのバージョン9.2xを使っていたのは90.1％で、9.27を使っていたのは56.1％ということかな（想像）。IEの場合は、52.5％がIE7を使っているが、47.6％が「最もセキュアな」（つまり毎月のWindows Updateをしている？）IE7を使っているということかな（想像）。