タブバー非表示派が何か言ってみる
まず質問に答える
タブを表示する理由としては、
1:どのページを開いているのかを常に瞬時に確認できる
Notitle:Operaのタブ非表示に関するお話 - livedoor Blog(ブログ)
2:1の理由により目的のタブへ直ぐに移動できる
3:ページの更新が完了しているかどうかを瞬時に判断できる
僕も最初にタブ非表示をやったときは、一時凌ぎのつもりだった。その時は、ここに書いてあるような利点を失って違和感を感じた記憶がある。
その状態には1ヶ月ぐらいで慣れた。
タブバーが無いことによって、「タブバーの内容が把握できないからタブを開くのを躊躇う、またはタブを消していく」などということがなくなり、結果的に100も200もタブを開くのが普通になった。
こうなってくると、上に引用した部分の1と2がまず無意味になり、さらにタブが多いと (Favicon 部分を食ってしまうと) 3番目の利点までなくなってしまう。
この3番目の点が僕が失ったものの中で一番大きかったことなのだが、これは現在では「タブサイクラー」(Ctrl+tab のアレ) で確認するようにしている。タブサイクラーはタブバーやウィンドウパネルより遥かに多くの情報を表示できるので、自分にとっては無くてはならないものになった。
じゃあ逆にタブ非表示が馴染むような人達は
Notitle:Operaのタブ非表示に関するお話 - livedoor Blog(ブログ)
(中略)
?:開いているタブが毎回同じ人(タブバー見なくても順番覚えてるよね)
?:大量のタブを開いているのでどのタブがどれだかタブバーを見てもさっぱりわからない人
(つまり私がタブを表示する理由としてあげているものが完全に機能していない状態)
?:私のような使い方をしていてもタブの位置関係を特に意識せずとも覚えられる人
(実は私が異常で他の人はちゃんと覚える事ができているって話も)
僕はタブバーを消して、その結果 II のような使い方になってしまったと。
タブバーを非表示にすると多くのタブを開いているときキューに溜まりすぎているな、という圧迫感を感じずに済む。目に入らないのだし、どうせ全てのタブが最終的には処理されるのだから表示されて無くても良いじゃない、と。視界に馬鹿みたいな量のタブが入らないのは精神衛生上良い。
タブバーを消してみたら案外良い感じだった (kuruman.org Kuruman Memo)
このへんに集約されている気がしないでもない。
大量のタブは何をするためか
僕の場合、100枚もタブを 開いていても、その7割ぐらいは「あとで○○する」状態で1週間とか1ヶ月とか数ヶ月とか放置されているものだ。
あとで「読む」だったり、「ブログに書く」だったり、「ブックマークする」だったり、「プログラムの参考にする」だったり、そのどれかがしたくなるまで待っている状態だったりする。
ちゃんと読みもせずに「あとで読む」タグを付けてブックマークしても絶対に読まないのはわかっているので、そんなものよりは優先順位が高いものが開いている。
そういうところを除けば、たぶん自分もこのブログを読んでいる標準的な人たちと同じようなブラウジングをしているのだろうと思う。
毎日 Fastladder で10〜30 タブ程度を開き、それを片っぱしから読んでブックマークするなりして (その時点で読む気のしないものはタブとして残しておいて)、まだ時間が余れば他の開いているタブに目を通し、1つまたは複数のタブに開いているページの内容を自分の言葉でまとめておきたいと思ったらブログに書いておいてリンクを付ける。
ブックマークなりブログなり、自分の把握できる範囲にリンクを貼っておいたタブは閉じることにしている。つまり、あとでまた読みたいと思ったときにどれだけすぐに辿り着けるかが重要というわけ。