iPhone 同士で URL を送るには QR コードを使えばいい

アキラさんは、おもむろに近藤さんに近づき、手に持ったiPhoneを見せた。曰く、「近藤さん、店の場所はここです。近藤さんもiPhoneを持っているでしょ。ここに向かってください」
近藤さん、対えて曰く、「えーと、どうやって同じものを表示すれば・・・・・・」
アキラさん「ほら、ここに住所(の文字列)が表示されているので、これを手打ちで」
近藤さん、「ええ、手打ちですか?」
そう、店の場所は地図で表示されているが、それをコピーする容易な手段がないのである。コピペは使えない。なぜなら、物理的に別のデバイスだからである。今、私は東プレのRealForceというすばらしいキーボードで、この文章を入力しているが、iPhoneのようなスマートフォンに、東プレのキーボードを使ったように素早い文字入力は期待できない。それならば、メールで送るか。いや、手打ちより時間がかかる。

本の虫: 技術と利便性は相関せず

この話は iPhone アプリの話なのかもしれないけれど、もし固有の URL を持ったウェブページだったとしたら、見てるページの URL を QR コードにしてしまって、もう一つの iPhone (携帯電話) で QR コードを読んでそのページに飛べばいい。と、まあそのようなことが上の記事のコメント欄に書いてあったので、JavaScript だけで出来ないか探してみたところ、サーバーでやってくれるやつがあった。しかも Google Chart API 提供なのでけっこう安心。

このブックマークレットiPhone (携帯電話) のブックマークに登録して、URL を QR コードに変換したいサイトで使う。

javascript:void+window.open("http://chart.apis.google.com/chart?cht=qr&chs=460x460&chl="+encodeURIComponent(location))

コピペが出来ない iPhone (携帯電話) を使っている人は下の URL を開いて、一旦ブックマークに登録して、それからブックマークの編集で '#' 以前を消せばいい。(ダブルクオートが %22 になってるのは気にしなくていいよ)

http://to./#javascript:void+window.open(%22http://chart.apis.google.com/chart?cht=qr&chs=460x460&chl=%22+encodeURIComponent(location))

↑このページは僕のページじゃなくて、そういう短縮 URL サービスなんだけど、単に URL 部分が短かくてページがシンプルなので使わせてもらった。

iPhone 用の QR コード読み取りアプリは、探せば色々あるみたい。自分は iPhone 持ってないので試せないけど。