ソニーのデジタル写真立てについて。
ソニー、デジタルフォトフレームに Opera 9.5 for Devices を搭載というので、どんなものかと思ってそのVGF-CP1なる写真立てを見てみた。
仕様は
- 7インチスクリーン
- 解像度800x600
- 1600万色
- 512MB内蔵メモリ
- CF/SDカードスロット
- WiFi内蔵
- 1.6ワットステレオスピーカー
値段は3万円。見た目は普通の写真立て。縦置きしている絵がないのでできないのかな。
Opera内蔵で、Yahoo Newsや自分で登録できるであろうRSSから情報を取得して表示、その他にPicassaなどのオンラインアルバムから写真を取ってきて表示したりするらしい。
7インチの固定型機器にこんなてんこもりなスペックをつけて、写真とニュースだけで3万円?
写真を見るには申し分内かもしれないけど、ニュースは明らかに後付けな感がするし。
これで朝の食卓のテレビを置き換えられるのか?帰宅後の新聞やネットを置き換えられるのか?
あげくの果てにこのリモコン。
これだけボタンがあればフルブラウジング出来るよ僕なら。keyboard.iniちょっと書き換えて。
でも普通の人じゃ無理。何で写真立てにこんなにボタンがついてるの?覚えるのもめんどくさい。
Sonyが何でiPodにこてんぱんにされたのかちょっとでも考えたらこんな物は出さないと思うんだが。それともSonyは技術者が作りたい物を勝手に作って売り出せる素晴らしい会社なのか?
他のデジタル写真立てと同じくこれも絶対売れないだろうね。発売は5月17日らしいけど、Sonyは今からでも考え直したほうがいいと思う。
Sonyは自慢の技術でもってどっかのアジア系の会社みたいにiPhoneのコピーでも作っててくれたほうがよっぽどいいよ。
せめて写真立てならオンライン機能もついて5千円以内。もしくは3万円のブラウザ端末ならWii並みの操作性を備えてフルブラウジングさせてください。(たぶんそれなら買います)。
こういう記事も見つけた。
Gizmodoはかなりヨイショしているが、こんなのでYouTubeが見れたところで、Skypeが使えるかもしれないと思ったところで、7インチで5万円のキーボードもついてないおもちゃを買おうという気にはなれない。ソニーのプレスリリースの動画を見ても、何か違うと思うんだよね。
パソコンでできることをわざわざパソコンの半分の値段もする専用おもちゃでやりたくないというのは僕だけの感覚ではないと思う。
Opera JapanのKeikiさんによるレビュー。
後ろのジョイスティック、またはリモコンだけでフルブラウジングできるらしい。この写真立てではおそらく無理だろうが、デスクトップでは音声入力でもOperaを操作できるので、将来この技術を組み合わせてSF映画に出てくるあんなことやこんなことをしようとしているという感想を持った。