Speed Dialの縮小画像を変更する

Opera

Speed Dialの画像は右クリックから更新頻度を選択できるのだが、僕の場合はすべて"Never"（更新しない）にしていた。理由は、

  • Mixiなどログインの必要なサービスではOperaを起動するたびにログイン画面がSpeed Dial画像になる。別にログイン画面（の広告）なんて見なくてもいい。
  • Fastladderなどいつも同じ画面に行き着くサイトでは更新される意味が無い。
  • パソコンを立ち上げるたびに最初に開くページがプロキシのページにリダイレクトされて、認証しなければいけないネットワーク内（例：僕の学校）ではSpeed Dial全部が認証画面になってしまってかなりウザイ。
  • ネット接続が遅いときなど、Speed Dial画像を更新するのに時間がかかり、待ち時間中にSpeed Dialを閉じてしまうとその後ずっとそのコマは白画像のまま（しばらくすると復活するのだが条件がつかめなかった）。
  • そもそも「更新チェック」という用途ではSpeed Dialは使っていない。

などなど。

どうせ更新しないんだったら自分の好きな画像を設定できたらいいな、と思っていたら、それが実はできた。こんな感じ。


元ネタ

このサイトではそれをするための手順が示されているが、僕が思うにもっと簡単だと思うので、手順を書いておく。

  1. 画像を入れ替えたいSpeed Dialの更新頻度を"Never"にする。（その画像を覚えておく。そうしないと後で面倒）
  2. Operaを閉じて、Operaのサムネイルフォルダを開く。（自分の環境では/Users/ユーザー名/Library/Application\ Support/Opera/Thumbnails/。Windowsでは２つのプロファイルフォルダのうちのどちらかにあると思う）
  3. さっき覚えておいた画像のファイルを見つける。
  4. 自分の好きな画像を、そのファイルと同じ名前、同じ寸法で上書き保存する。
  5. Operaを起動する。

これだけ。更新しない設定の場合は、Opera起動時にサムネイルフォルダから1度だけ画像を読み込むだけ、というのを利用している。


特筆すべきこと

  • Operaを起動中に画像を一度フォルダから動かしてしまうと、同じ名前のファイルをまた保存しても無理っぽい。Opera内部に記録されているであろうパスが変更されるので、次にOperaを起動したときはまた元サイトから画像を読みに行ってしまうだけである。
  • 手順3で、何度もSpeed Dialのページを変更していたり、タブサイクルやタブバーにマウスを載せたときにサムネイルを表示する設定にしていると、おそらく画像が多数ありすぎて見つけるのが苦労するだろう。一度この画像ファイルをすべて削除して、Operaを再起動し、Speed Dialの画像を新しく更新させてからまた手順3に戻ってくれば、サムネイルフォルダはかなりすっきりして迷いようがないはず。
  • 寸法の違う画像では試してません。やってみる気もありません。



miya2000さんの紹介されている方法だともっと簡単かも。自分で画像ファイルを作ることなくいける。

小さな小さなユーザースクリプトをインストールして、スピードダイアルには普通のURLの代わりにdata:どうのこうのというHTMLデータを設定するだけ。

画像はウェブ上に落ちているものを読み込んでいる。ユーザースクリプトは何をしているかというと、データスキームで読み込んだHTMLのタイトルが"dial:http://ほにゃらら"のときは、その"http://ほにゃらら"というページへリダイレクトさせている。

なんと賢い！あの方法ではページを開くのがちょっと遅くなるよと謙遜されているが、あんな処理はおそらく10msもあれば余裕でできるだろうから体感的には同じだと思う。


10msというわけにはいかなかったかも。ページを開いた後、画像をURLから拾って一度描写するので100msぐらいはかかっているかな。

続編も書いた。