Speed Dialの下のテキストを消す設定はやめたほうがいい

元ネタ

Opera 9.5で最初にやる設定の中で、Speed Dialの下のテキスト(↓)を消す方法としてopera:configのSpeed Dial Stateの値を変える方法を紹介した。

Speed Dial Stateの説明は、opera:config設定項目一覧opera:configに解説文を付加するユーザーCSSなどでは

スピードダイヤルの状態
0 Folded(「スピードダイヤルを表示する」というメッセージつき)#なにこれ
1 通常
2 画面下のヘルプボタンを隠す(キオスクモード+スピードダイヤル)
3 使用しない(キオスクモード)

となっているのだが、これでは説明不足である。

この数値が2のときは、Speed Dialの下のテキストを隠すだけではなく、Speed Dial内での右クリックやドラッグ&ドロップまで無効にしてしまうのだ。

これが何のためにあるのかというと、キオスクモードOperaを使っているときにSpeed Dialを勝手に変えられないようにするためらしい。コマンドラインオプションのkioskspeeddialをしても同じ状態になる。

関係無いが、kioskspeeddialの説明はwww.opera.comにはあるけどjp.opera.comにはない。Opera Japanはサイトの翻訳ぐらいはきちんとしてほしい。Project F5はどうなったんだ。


ちなみに、このオプションは数字を4以上にすることもでき、その場合はSpeed Dialの下のテキストを表示した上で右クリックなどが無効になる。

というわけで、Speed Dialを入れ替えたりすることがある人はこのオプションを2から変えないほうがいい。もし下のテキストを消すためにこの値を3にしたりして右クリックが無効になったりしても、僕みたいにちゃんと確かめもせずバグレポートを送らないようにしよう。


というわけで設定項目一覧のほうも書き足しておいた。

スピードダイヤルの状態
0 空白ページだが右下に「スピードダイアルを表示する」というボタンがつく
1 通常(画面下にテキストがつく)
2 画面下のテキストを隠し、スピードダイアル内での右クリックとドラッグ&ドロップを無効にする(キオスク・スピードダイヤル)
3 スピードダイアルではなく空白ページを表示
4 画面下のテキストを表示したまま、スピードダイアル内での右クリックとドラッグ&ドロップを無効にする