参照モード(仮称)がおもしろそう


http://kawatarou.info/note/opera/dp_clw_tv.htm


ウィンドウを左右2つに分け、左側のタブ(敢えて"タブ"と呼ぶ)で1つのページを読みながら、そのページからのリンクはすべて右側のタブで開いてくれるというもの。例えば左側のタブでWikipediaの記事を読みながら、気になった言葉はバシバシ右側で開いて参照するとか。右タブでページソースを編集しながら左タブに反映させる、という昔からのOperaでの常套手段の変化系といった感じ。

カスタムボタンにしておくと、必要な時にクリックすれば現在のタブを左側に持ってきて、リンクを開くためのタブは最初空白タブとして右側に用意されるという仕組み。(ちなみに、ここに出てくるDelayアクションは9.5で追加されたもの。)


が、残念ながらMac OS XはMDIではない故にアウトだった。WindowsLinuxOperaとはまったく別のソフトだ。


この、「親タブからのリンクはすべて開くようにする子タブ」を作るアクションCreate linked windowは、ツールバーでは「ウィンドウメニュー」内にCreate Linkedという名前であるが、9月27日のプレビュー版から名前が変わってCreate Follower Tabという名前になった。

こういうアクション名とメニュータイトルが違う、などがOperaのカスタマイズしようとする気を激しく削いでくる。しかもどちらの名前も直感的でない、ときてる。。

今や"Tab" Barと呼ばれるようになったのにCycle to new "page"とか、"サイドバー"に関するActivate "hotlist"とShow "Panel"がほぼ同じ動作をするのにもゲンナリ。(いや、厳密な違いはわかっているけど、ここは名前の話)


Opera公式でアクションを解説してるものはまったくないし。

誰かが最近言っていた「きちんとしたヘルプがない」というのはこういうことでしょう。


カスタマイズの方法すらもちゃんと解説を用意できないなら、Operaは「カスタマイズの幅が広い!」と宣伝するべきではないと思う。